【滋賀医科大学 学校推薦型選抜】県内出身枠がなくなりました
2022/09/21
一般枠(29名)の「県内出身枠」がなくなりました。
滋賀医科大学の学校推薦型選抜では、令和4年度までは一般枠に「県内出身枠15名以内」がありました。卒業後の勤務に制約のある、いわゆる地域枠の「地元医療枠6名」以外に「県内出身枠」があり、合否判定が地元医療枠の次に行われることから、県外出身者より有利とされ、実際に創医塾京都の対策講座受講者の合否追跡でもその傾向がありました。
その「県内出身枠」がなくなったのですから、これはもう滋賀医科大学の学生募集方針の大きな転換といえるでしょう。そもそも、卒業後の勤務制約がない「県内出身枠」の設定は、「県内出身者であれば卒業後も県内に留まってくれる」ことを期待してのものだと考えられていましたが、それがなくなったわけです。学内事情なのか学外(滋賀県)の事情なのかはわかりませんし、これがずっと続くのか、そのうちまた県内出身枠が復活するのかもわかりませんが、今年の出願動向に影響が出ることは確かです。
これまでの県内出身枠に該当する受験生は「えーっ!」と驚くと同時に落胆する人が多いでしょう。でも、だからといって悲観する必要は全くありません。共通テストと小論文は同じ土俵で戦わないといけませんが、志願理由書と推薦書があるじゃないですか。ここでアドバンテージを得ることはできます。なので、特に志願理由書はしっかり時間をかけて練り上げてください。
県外の受験生にとっては、これはもうチャンスです。これまでセンター試験や共通テストの得点率で数%のビハインドがあっただろう「県内出身枠」がなくなったのですから。でも、だからといって油断はできません。小論文や面接の評価で勝負する構造は変わりませんし、何より志願理由書や推薦書でのビハインドは依然としてあります。なので、やはり志願理由書は県内出身者に負けないものを、しっかり時間をかけて書かねばなりません。
くれぐれも、出願前に慌てて書くことのないように。「医師を目指す理由やきっかけ」、「これまで力を入れてきたこと」などの「過去の自分」と「長所アピール」に字数の多くを費やして、「なぜ滋賀医科大学なのか」、「滋賀医科大学で学んでどのように医療に貢献するのか」がおろそかになっている志願理由書を数多く見てきました。それではダメなのです。
創医塾京都の『学校推薦型選抜対策講座』では、「添削コース」を申し込んでいただいた方の志願理由書も添削しています。多い人は4回ほど書き直しています。
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